2001年6月27日（水）04:04
ハンブルク（ドイツ通信社）
ドイツのヨハネス・ラウ大統領とポーランドのアレクサンデル・クファシニェフスキ大統領は、ポーランドのEU加盟に関して、行き過ぎた懸念を戒めた。ドイツはポーランド労働者の洪水に見舞われることはないであろう、とクファシニェフスキ大統領は『ディー・ヴォッヘ』紙に語った。ラウ大統領も同紙において、EU東方拡大に伴う不安の大半は根拠がないと述べた。同大統領は、ポルトガル、ギリシャおよびスペインのEU加盟前に発せられた警告が杞憂に終わったことを指摘した。
原題：Rau und Kwasniewski daempfen Aengste vor polnischem EU-Beitritt