2003年6月27日(金)16:18

チェコ首相は放逐を認めたベネシュ布告の撤廃を依然拒否

AFP

チェコのヴラディミール・シュピドラ首相は、第二次大戦後のズデーテンドイツ人の放逐を認めた、いわゆるベネシュ布告の撤廃を求めるドイツ連邦参議院の要求を、断固として退けた。チェコ国会のインターネットページが伝えるところによれば、同首相は木曜日国会議員を前に、この要求はドイツの「公式の立場」ではなく、「きわめて低い公的地位の一議院の」立場にすぎないと発言したという。ドイツ連邦参議院は「歴史的状況について誤った理解をしている」。ベネシュ布告は「放逐の根拠」となったのではない。放逐はむしろ第二次大戦後のポツダム会談の結果である、と社会民主党所属のシュピドラ首相は強調した。

原題:Spidla verweigert weiter Aufhebung der Benes-Dekrete zur Vertreibung




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