2003年6月30日(月)11:41

ズデーテンドイツ人はチェコ政府の和解の態度を歓迎

ミュンヒェン(AP)

ズデーテンドイツ郷土会は、第二次大戦後のズデーテンドイツ人の放逐と財産剥奪に対するチェコのヴラディミール・シュピドラ首相の遺憾表明を和解のジェスチャーとして歓迎した。郷土会のベルント・ポッセルト議長は月曜日ミュンヒェンにおいて、チェコ政府の和解の歩みについては、もうとやかく論じてはならないと述べた。

「もちろんベネシュ布告の評価をはじめ多くの意見の相違は残っているが、ようやく訪れたチェコ国民とズデーテンドイツ人との直接対話の好機を逸してはならない」とキリスト教社会同盟の欧州議員でもあるポッセルト議長は主張した。

シュピドラ首相は日曜日オーストリアのゲットヴァイク修道院で開かれたヨーロッパフォーラムで演説を行い、放逐の道義的責任を認めたが、一方で補償要求については拒絶した。

原題:Sudetendeutschen begruessen Prager Versoehungsgeste




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