2004年6月29日(火)00:30
ハンブルク(AP)
キリスト教民主同盟(CDU)のフォルカー・リューエ元防衛相はトルコの欧州連合加盟に賛意を表明した。『ビルト』Bild紙(火曜版)への寄稿において元防衛相は、トルコの加盟は大きな好機をもたらす。トルコは「中近東の安定化に向けた重要なパートナー」になるだろう。加盟は「イスラムが近代化や民主主義と調和可能である」と示すことになろう、と述べた。しかし、キリスト教民主同盟のアンゲラ・メルケル党首やキリスト教社会同盟のエトムント・シュトイバー党首など両同盟の指導層は、リューエ元防衛相とは反対にトルコのEU加盟を拒否している。
原題:Ruehe fuer tuerkischen EU-Beitritt