2011年6月29日(水)13:14
AFP (Marcus Brandt)
2004年のポーランドのEU加盟以降、ドイツの対ポーランド輸出額は2倍以上に増加した。2004年にドイツの企業は金額にして188億ユーロをポーランドに輸出していたが、2010年には381億ユーロにのぼった、とヴィースバーデンのドイツ連邦統計局は発表した。
一方ポーランドからの輸入額は昨年は284億ユーロに達し、2004年の160億ユーロから約78パーセントの増加となっている。今回の調査は、ポーランドの7月1日のEU議長国就任を機に、連邦統計局がドイツと隣国ポーランドとの貿易関係をまとめたものである。
連邦統計局によれば、今年上四半期(2011年1月〜3月)のドイツの対ポーランド輸出額は106億ユーロとなり、これは前年同期比で26.6パーセント増となる。逆にポーランドからの輸入は78億ユーロで、前年同期比で19.9パーセント像となっている。上四半期の貿易収支は28億ユーロの黒字で、ここ数年ドイツから見れば良い結果となっている、という。
連邦統計局によれば、2010年の主な輸出品目は車輛および車輛部品(44億ユーロ)、機械(43億ユーロ)、化学製品(43億ユーロ)で、ポーランドからの主な輸入製品は同じく車輛および車輛部品(43億ユーロ)、食料および飼料(20億ユーロ)、電器(20億ユーロ)となっている。
原題:Exporte nach Polen seit EU-Beitritt mehr als verdoppelt
Auch deutsche Importe seit 2004 stark angestiegen