2015年6月17日(水)

クロアチア国民は7月1日以降ドイツで自由に就労可能

移行期間にも緩和措置が

AFP

クロアチアの国民は7月1日からドイツの労働市場に自由に参入できる。ドイツ連邦労働省が閣議決定として伝えたところによれば、クロアチアの2013年7月1日のEU加盟とともに始まった移行期間は7月で切れるという。それによりクロアチア国民は来月以降、ドイツで就労したり、職業訓練を受けたりする場合、もはや労働許可証を提示する必要が無くなる。

すでに移行期間の段階でクロアチアからの就労希望者に対して広範な緩和措置が取られ、良い結果が得られた、と連邦労働省は伝えた。したがって現時点でおよそ93,000人のクロアチア国民がドイツで社会保険を伴う形で医療福祉関係ならびに加工業を中心に就労しているという。

労働者の完全な移動の自由は商品、サービス、資本の自由な移動と並んでEUの基本的権利である。これはEU市民の誰もが原則的にEU内で自由に移動し、経済活動を営めることを意味する。

原題:Kroaten duerfen ab 1. Juli in Deutschland arbeiten BRP>Schon in Uebergangsphase galten Erleichterungen




ホームへ戻る