2002年3月6日(水)15:12
ベルリン(ロイター)
ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相(社会民主党)は、ポーランドの第一陣のEU加盟に対する支援を強調した。
「われわれはポーランドが確実に欧州連合加盟の第一陣に含まれるとの見解で合意した」。ドイツはポーランドの加盟努力を引き続き支援するつもりである、とシュレーダー首相は水曜日ベルリンで、ポーランドのアレクサンデル・クファシニェフスキ大統領との会談を終えて語った。EUは2004年から最大で10ヶ国の新規加盟国を受け入れる意向である。クファシニェフスキ大統領は、シュレーダー首相は私に、この支援に関してはドイツ国内の選挙戦によっても何一つ変わることはないだろうと約束してくれた。ドイツの支援のお陰でポーランドは加盟交渉において「税制」項目の交渉をまもなく完了できる、と語った。税制のEU基準への適合は加盟交渉の中心テーマである。
シュレーダー首相は、ポーランドは経済民営化の重要な局面を迎えており、これもクファシニェフスキ大統領との会談のテーマになった。ドイツの企業はこれに関して「関心を持っており、また提供できるものもある」。関心はとりわけエネルギー分野と、建築節減の分野を含む様々なサービスに向けられている、と語った。
原題:Schroeder bekraeftigt Unterstuetzung fuer zuegige EU-Aufnahme Polens