ブリュッセル(AP)
EU加盟候補国の国民の大多数は欧州連合加盟を心待ちにしている。これは月曜日に発表された欧州連合の調査で明らかになったもの。調査によれば、候補国の国民の三分の二は、欧州連合加盟を支持している。13の加盟候補国を対象に初めて実施されたこの調査では、もし国民投票を行った場合には65%がEU加盟に賛成票を投じると答えた。
52%は欧州連合について肯定的な印象を持っていると答えた。これに対し、現加盟国ではこの数字は42%にとどまる。EUに対し最も肯定的な印象を持っているのはルーマニアで、80%が欧州連合を良い制度と評価している。一方エストニアでは肯定的評価は最低の33%にとどまった。
EUおよびその組織に関しては、加盟候補国ならびに現加盟国の国民とも、特に良く知っているわけではないと自ら回答した。EUの諸機構を「かなり詳しく」知っていると答えた者は、加盟候補国では22%、現加盟国でもわずか21%に過ぎない。にもかかわらず、47%は加盟が有益であると考えている。一方32%は加盟が不利益になると答えた。10月に実施されたこの調査の誤差率は3,2パーセントである。
マルタ、キプロス、ハンガリー、ポーランドおよびチェコに加えて、スロヴェニア、エストニア、スロヴァキア、ラトヴィア、リトアニア、ブルガリアおよびルーマニアが加盟候補国とされている。トルコも加盟を申請しているが、とりわけ人権分野の遅れから、他の国ほど加盟の見通しは良くない。場合によっては2004年にも第一陣のEU加盟が実現すると予測されている。
原題:Positive Stimmung fuer EU-Beitritt in Osteuropa
Laut EU-Studie sprechen sich zwei Drittel fuer eine Mitgliedschaft in der Union aus