2004年3月11日(木)15:30

シュレーダー首相とバルケネンデ首相:トルコの改革の実行状況を審査すべき

ベルリン(AP)

ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相は、トルコとのEU加盟交渉を開始する見込みは十分あるとあらためて述べた。しかし決定は秋に予定されている欧州委員会の勧告を待たねばならない、と首相は木曜日ベルリンで、オランダのヤン・ペーター・バルケネンデ首相との会談を終えて語った。

私は、欧州委員会が加盟交渉開始の基準の審査にあたり、トルコ政府の改革決定だけでなく、その実行状況も審査するものと考えている、とシュレーダー首相は強調した。「これはトルコ政府の希望でもある。」

バルケネンデ首相も同様の発言を行った。トルコ政府はすでに多くの法律改正措置をとっているが、「もちろん実際の状況も調べなくてはならない」と述べた。

トルコとの加盟交渉開始については、オランダのEU議長のもと、12月のEU首脳会議で決定が行われる。前提条件となるのは、いわゆるコペンハーゲン基準の達成である。これには、民主主義と法治国家、人権の遵守、少数民族の保護が含まれる。

原題:Schroeder und Balkenende: Umsetzung der Reformen in Tuerkei pruefen




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