2004年3月25日(木)16:39
ロンドン(ドイツ通信社)
2004年の世界汚職報告書は、新規EU加盟諸国に汚職の問題があると厳しく批判した。新規10ヶ国の大半で、欧州委員会が主張する以上に汚職の蔓延が認められる。もし汚職の防止という観点から「新規加盟諸国はEU加盟の準備が整っているか?」と問われれば、答えは「いいえ」である、と報告書は述べている。世界汚職報告書は毎年、ベルリンに本部を置く汚職撲滅の公益法人「トランスパレンシー・インターナショナル」が発行している。
原題:Weltkorruptionsbericht sieht Missstaende bei neuen EU-Mitgliedern