2004年3月30日(火)12:55

ポーランドのベルカ次期首相候補はEU加盟から「最大限」の利益を引き出す意向

ワルシャワ(AFP)

ポーランドのマレク・ベルカ次期首相候補は、政権を引き継いだ場合、ポーランドにEU加盟から「最大限」の恩恵を引き出す意向である。ラジオ局「トロイカ」Trojka とのインタビューでベルカ元財務相は、ポーランドは経済成長と外交的安定を志向する政治を進めねばならないと述べた。5月1日のEU加盟に関して元財務相は、「何ひとつ失わずに、最大限の利益を引き出す」ことが肝要であると語った。

ベルカ首相候補は水曜日にイラクから帰国の予定である。ベルカはアメリカのポール・ブレマー行政官の下で、5ヶ月間イラクの暫定占領当局の経済政策局長を務めていたが、月曜日にアレクサンデル・クファシニェフスキ大統領からレシェク・ミレル首相の後任に指名された。ミレル首相は5月2日に辞任する意向である。

ミレル首相は、与党の民主左翼同盟(SLD)の支持率低迷と一連のスキャンダル、および多くのSLD所属議員の離党の責任を取って、辞任を表明した。

原題:Belka will fuer Polen "Maximum" nach EU-Beitritt




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