2008年3月6日(木)15:08

レーン拡大担当委員はクロアチアにEU加盟に向けた改革を勧告

ザグレブ(AP)

欧州委員会のオリ・レーン拡大担当委員はクロアチアに対し、目標のEU加盟に向けて改革を促進し、隣国との問題を解決するよう求めた。緊急を要するのは、アドリア海での漁業権をめぐるEU加盟国のスロヴェニアおよびイタリアとの争いに終止符を打つことである、とレーン委員は木曜日ザグレブでクロアチアのイーヴォ・サナデル首相との会談を終えて語った。さもなければ2010年予定のEU加盟が遅れる恐れがあると委員は警告した。

私は早期に「EUの精神に則った」解決が得られるものと確信しているとレーン委員は述べた。そのほかの問題として委員は行政や司法制度の改革、汚職撲滅、少数民族の権利改善を挙げた。サナデル首相は、政府は来年半ばに加盟交渉を完了できるよう全力を尽くすと述べた。

原題:Rehn mahnt in Kroatien Reformen fuer EU-Beitritt an




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