2001年5月6日(日) 16:44
ニューシェーピング/スウェーデン(AP)
ポーランドのヴラディスラフ・バルトシェフスキ外相は、EU拡大後の労働市場開放に関する移行期間の計画の問題で、ドイツとオーストリアの態度を厳しく批判した。「私はこのような過酷な制限が必要だとは思わない」とバルトシェフスキ外相は日曜日ニューシェーピングにおける非公式EU外相会談の閉幕に述べた。7年間の移行期間の要求により、ポーランドの労働者は「二等市民」となる、と外相は語った。
バルトシェフスキ外相は、移行期間の問題は大部分のEU加盟国にとっては重要問題とはならない。フィンランドも加わったドイツとオーストリアの要求については経済的根拠もなければ心理的理根拠もない、と主張した。ドイツ政府とオーストリア政府は、EU拡大で中欧および東欧から大量の労働者がドイツとオーストリアに押し寄せると危惧している。それゆえ両政府は労働市場の完全開放まで7年間の移行期間を設けようとしている。非公式EU外相会談には、日曜日の午後、13の加盟候補国の外相も出席した。
原題:Polen kritisiert geplante Uebergangsfristen fuer Arbeitnehmer
Aussenminister spricht von "drakonischer Einschraenkung"