2001年5月14日(月)17:47
ブリュッセル(ドイツ通信社−AFX)
バルカン半島の二国目としてクロアチアは月曜日、欧州連合(EU)加盟に向けて大きく前進した。クロアチアのトニーノ・ピクラ外相とEUの代表は、欧州連合とクロアチア政府の間の安定連合協定に署名した。
これによりクロアチアは、将来の加盟協議に備えて経済、通商、政治および法律の改革を行うことが義務づけられる。EUとクロアチア間には6年以内に自由貿易圏が設けられる。ピクラ外相は、クロアチアの2006年までのEU加盟を期待していると述べた。
EU議長を務めるスウェーデンのアンナ・リンド外相は、この協議がわずか5ヶ月しか要しなかったと称賛した。同協定の公式の調印は6月に行われ、その直後にも従来の貿易制限が撤廃される予定である。
旧ユーゴスラヴィア諸国ではマケドニアが数週間前、最初にEUとの協約の調印式を行った。欧州連合は1999年5月にバルカン諸国との安定プログラムを開始している。
原題:Kroatien rueckt ein Stueck naeher an die EU - Stabilitaetsabkommen besiegelt