2004年5月5日(水)11:44

ドイツと新規加盟国との賃金格差は今後なお数十年続く見込み

ケルン(AFP)

専門家によれば、ドイツと中東欧の大幅な賃金格差は今後なお数十年続き、さらなる職場の移動をもたらすと予測されるという。科学的な予測では、東欧の賃金コストが西側の水準に近づく速度はEU拡大後も極めて遅い、とドイツ経済研究所(IW)は水曜日ケルンで発表した。たとえばチェコ工業の1雇用時間のコストがドイツの水準の半分に到達するには、おそらく2039年までかかると見られる。これによりEU新規加盟国は長期的視点からもドイツ企業にとって魅力的な外国拠点となる、と同研究所は推測している。

原題:Lohngefaelle zu neuen EU-Staaten wird noch Jahrzehnte bestehen




トップへ戻る