2004年5月10日(月)16:03

フェアホイゲン拡大委員はトルコの新たな改革を称賛

ブリュッセル(AP)

欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン拡大担当委員は、トルコの最近の改革を民主主義に対する「強い態度表明」と評して歓迎した。トルコ議会の決定は加盟交渉開始の基準達成に向けたさらなる前進である。しかしトルコ政府は今後改革を実行に移し、推し進めるよう心がける必要がある、とフェアホイゲン委員は月曜日ブリュッセルで述べた。

トルコ政府は金曜日、批判のある国家保安裁判所の廃止を決議した。また今後は軍事費に強い規制がかけられることになる。さらに、すでに廃止された死刑制度に関する言及もすべて法律の条文から削除され、男女の同権を定めた条項が盛り込まれる。

フェアホイゲン委員によれば、10月に欧州委員会はトルコがEU加盟交渉開始の条件を達成したか否かを判断する報告書を発表する予定である。この報告書に基づいてEU各国首脳は年末の首脳会議で、トルコとの加盟交渉開始の是非、および開始の場合はその時期を決定する意向である。

原題:Verheugen lobt neue Reformen in der Tuerkei




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