2005年5月8日（日）12：01
ベルリン（ドイツ通信社）
ドイツのキリスト教民主同盟（CDU）は政府に対し、ブルガリアとルーマニアのEU加盟について再度交渉を行うよう要求している。CDUのフォルカー・カウダー幹事長は労働市場開放の移行期間が短すぎると述べ、ドイツの労働市場が脅かされるとの懸念を表明した。一方、手工業者団体は職業教育修了証を加盟国間で承認するというEUの計画に警鐘を鳴らした。もし技師や電気工あるいは看護婦に対して将来統一的な基準が適用されたら、ドイツの職業教育や生涯教育制度が危うくなる、と警告している。
原題：CDU will neue Verhandlungen zu EU-Beitritt Bulgariens und Rumaniens