2007年5月4日(金)06:30
デュッセルドルフ(ddp)
欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長はトルコ、とりわけトルコ軍に対して、大統領選挙に関する憲法論争でEU加盟を危うくせぬよう警鐘を鳴らした。「必要とあらば私たちは明確なメッセージを発する。ちょうど昨年12月、トルコのアンカラ議定書の不履行を理由に特定の交渉分野の凍結を発表したように」と委員長はデュッセルドルフで発行されている「ライニシェ・ポスト」紙Rheinische Post(金曜版)に語った。
民主主義、人権、宗教の自由、男女同権、ならびに軍隊の文民統制などのEUの価値を尊重することは加盟の前提条件である、とバローゾ委員長は語った。「私たちの原則は交渉の対象にはならない」と委員長は強調した。
原題:≪Unsere Prinzipien sind nicht verhandelbar≫