2010年5月26日(水)17:16

国連戦犯法廷主任検察官はクロアチアの協力状況を審査

ザグレブ(AP)

ハーグ国連戦犯法廷主任検察官の報告書は、クロアチアのEU加盟に関する今後の協議に大きな影響を及ぼす可能性がある。戦争犯罪の廉で3人のクロアチアの将軍を追及しているセルジュ・ブランメルツ主任検察官は、水曜日クロアチアの法務大臣および検察庁長官と会談し、金曜日に国連安全保障理事会にこの問題に関する報告書を提出する予定である。報告書は、クロアチアが3人の将軍に対する審理に協力的な姿勢を示しているか、またブランメルツ主任検察官の求める資料を提出しているかについて、報告を行う。

これより前、クロアチアの当局は、手に入る限りの資料をすべて国連に提出したと主張した。国連戦犯法廷は、1990年代にセルビアの民間人に対して戦争犯罪を犯したとして3人のクロアチアの将軍を非難している。

これまで人権団体はたびたびクロアチアを批判してきた。クロアチアの司法改革はEU加盟の条件である。クロアチアのイヴォ・ヨシポヴィッチ大統領は3月、2012年までのEU加盟を目指すと述べている。

原題:Chefanklaeger des UN-Tribunals prueft Kooperation Kroatiens




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