2011年5月5日(木)14:54

メルケル首相はクロアチアのEU加盟を訴える

ベルリン(dapd)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟CDU)はクロアチアの欧州連合加盟に支持を求めた。「クロアチアが顕著な進歩を示していることを私たちはともに確認した」とメルケル首相は木曜日ベルリンで、EU議長国を務めるハンガリーのヴィクトル・オルバン首相との会談を終えて語った。

メルケル首相は、ドイツはこれまで常にクロアチアのEU加盟を支持してきたし、また加盟を心待ちにしていると強調した。オルバン首相も西バルカンをEUの一部に含めるという目標をあらためて訴えた。

あわせてメルケル首相はドイツとハンガリーの関係を称賛した。両国関係は良好であり、ハンガリーにはドイツ企業が広範な投資活動を行っている、とCDUの党首を務めるメルケル首相は語った。首相はEU内から厳しい批判の声が挙がっているハンガリーの新メディア法については言及しなかった。

メディア法に対するEUの批判について意見を求められたオルバン首相は、ドイツ側からは「そのような動きはまったく」窺えなかったと答えた。そもそもハンガリーは批判的な意見を恐れるものではない。なぜならEUの諸機構は内政に干渉することはできず、党派レベルではもっぱら左派の諸政党が批判しているからである、とオルバン首相は述べた。

原題:Merkel wirbt fuer EU-Beitritt Kroatiens




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