2012年5月17日(木)

トルコのEU加盟交渉に新たな息吹

作業グループが下準備

AFP

トルコと欧州連合はトルコのEU加盟交渉に新たな息吹を与える意向である。欧州委員会のシュテファン・フューレ拡大担当委員はアンカラを訪問し、凍結されている8分野に関する作業グループを設け、交渉前にもトルコ側で必要な改革を進めることでトルコのエゲメン・バギスEU担当相と合意した。

双方にフラストレーションをもたらした「停滞局面」の後、この新たな措置により加盟交渉に「新たな力と勢い」が与えられる、とフューレ委員は述べた。トルコは2005年からEUとの間で加盟交渉を行っている。しかしEU加盟国キプロスとの間の紛争が解決しないため、全35分野中8分野は交渉が凍結されており、他の分野もフランスなどの国が政治的に留保をつけているため、交渉が阻まれている。トルコのバギスEU担当相は、作業グループが準備を進めることにより、交渉阻止の問題が解決し次第、ただちに数分野の交渉を開始し、速やかに交渉を前進させることが可能になる、と強調した。

原題:Neuer Anlauf bei EU-Beitrittsverhandlungen der Tuerkei
Arbeitsgruppen sollen Vorarbeit leisten




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