2014年5月30日(金)
ドイツ通信社dpa
旧ソ連の国々によるユーラシア経済同盟の創設を受けて、欧州委員会のシュテファン・フューレ担当委員は、ウクライナ、グルジア、モルドバ共和国の長期的なEU加盟を支持した。
「もし東欧の国々の変革を真に望むなら、私たちはその変革に有効な最強の手段を使う必要がある。すなわちEU拡大である」とフューレ委員はヴェルト紙Die Welt(金曜版)に語った。
EU加盟展望は種々の付帯条件にもかかわらず、東欧諸国が必須の改革を進めるにあたり最大の魅力となる、とフューレ委員は述べた。さらに委員は「ほんの数ヶ月前、EU加盟諸国はウクライナとの連合協定が相互協力の最終目標ではないと宣言したばかりである。私は、同じくEUとの連合協定を調印しようと考えているグルジアやモルドバなど東方の隣国にも同じ態度で臨むべきであると考える」と主張した。
原題:EU-Kommissar fuer Beitritt von Ukraine, Moldau und Georgien