2001年11月7日(水) 18:43

ポーランドは加盟協議において柔軟に対応する意向

ワルシャワ(AP)

ポーランドの新政権の欧州大臣は、EUとの加盟協議において旧政権よりも一層柔軟に対応する用意があることを示唆した。ダヌータ・ヒューブナー Danuta Huebner 欧州相は水曜日、政府は加盟協議を加速させるために妥協を模索していると述べた。

しかし同時にヒューブナー欧州相は、内閣はまだ決定を下していないと述べ、レシェク・ミレル首相率いる新政権がEU労働市場におけるポーランド労働者の制限を受け入れる用意があるとの新聞報道を否定した。同欧州相の発言によれば、ミレル首相は(明日)木曜日にEU拡大担当のギュンター・フェアホイゲン欧州委員と欧州連合加盟に向けたポーランドの進展状況について討議する意向であるという。

旧政権は、ポーランドが2003年までにEU加盟の準備を整えると宣言していた。しかし今ではこの期日は非現実的と見なされている。ミレル首相は、交渉が加速され、ポーランドの2004年までの加盟が可能になるならば、重要な問題で妥協する用意がある、と示唆した。

原題:Polen will bei EU-Beitrittsverhandlungen flexibler sein