2002年11月6日(水)14:30
ワルシャワ(ドイツ通信社)
ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相は再選後初の外国訪問でワルシャワを訪れ、EU拡大の「道標としての特質」を強調した。あわせて首相は、ポーランドのレシェク・ミレル首相を短時間訪問し、財政負担の限界について理解を求めた。裁量の余地は、ブリュッセル首脳会議で決定した上限値の枠内に限られるとシュレーダー首相は述べた。首相はこの発言により、ポーランド農家への直接補助金の問題でEUに一層の譲歩を求めるポーランドの期待を鎮めた。
原題:Schroeder betont in Warschau Chance der EU-Erweiterung