2004年11月3日(水)16:04

シュレーダー首相はあらためてルーマニアのEU加盟に支持を表明

エッセン(AP)

ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相は水曜日、あらためてルーマニアの2007年加盟を支持する旨を表明した。エッセンで開かれたドイツ・ルーマニア投資会議の席で、首相は加盟交渉の12月完了を阻む「いかなる政治的理由も」見当たらないと述べた。これより前、シュレーダー首相はルーマニアのアードリアン・ナスターセ首相とおよそ45分間の会談を行った。

シュレーダー首相は、輸出依存度のきわめて高いドイツは、ルーマニアのEU加盟国としての急速な発展に大きな関心があると述べ、「早ければ早いほど、我が国の比較的高価な一流品のルーマニアでの販売が容易になる」と語った。首相によれば、ドイツとルーマニアの貿易額は2004年の上半期には前年比で16パーセント増加し、ドイツ製品のルーマニアへの輸出は22パーセントも拡大したという。「ルーマニア市場の発展はドイツの雇用を確保するのにも役立つ」と首相は述べた。

ナスターセ首相はルーマニアとドイツの協力関係を賞賛し、シュレーダー首相に対してEU加盟の支援を感謝した。

原題:Schroeder wirbt erneut fuer EU-Beitritt Rumaenien




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