2004年11月28日(日)12:39

バローゾ新欧州委員長はトルコ政府にさらなる改革を要求

ハンブルク(AFP)

欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は、トルコの欧州連合加盟が決定済みの事項との見解に異議を唱えた。「まず交渉の開始が必要だ。トルコが加盟できるのは、政治的、経済的条件をすべて達成した時に限られる」。「そのためにはトルコをEUに近づける一層の改革が必要になる」、と新委員長は『ビルト日曜版』紙Bild am Sonntag に語った。

トルコのEU加盟の決定は「閉ざされた扉の奥で行われてはならない」とバローゾ委員長は警告した。「ヨーロッパの人々は広い開かれた議論を期待している。国民投票を行うか否かは加盟国が決定することである」と委員長は語った。

原題:Barroso draengt Ankara zu weiteren Reformen




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