2010年11月10日(水)07:04

キリスト教社会同盟の欧州議員:「トルコとのEU加盟交渉の中止を」

ベルリン/パッサウ(ドイツ通信社dpa)

キリスト教社会同盟(CSU)所属のマンフレート・ヴェーバー欧州議会議員はトルコとのEU加盟交渉を中止するよう求めた。

欧州委員会のシュテファン・フューレ拡大担当委員による加盟進展報告書を受け、欧州国民党(EVP)のマンフレート・ヴェーバー副議員団長は、「報道の自由の骨抜き、法治国家の欠陥、キプロス問題における条約違反、そして基本的権利の侵害や少数民族の抑圧の問題により欧州司法裁判所で係属中の16,000件の訴訟。これらを踏まえればおのずと結論は出る」とパッサウアー・ノイエ・プレッセ紙Passauer Neue Presse(水曜版)に語った。したがってCSUのニーダーバイエルン地区委員長を務めるヴェーバー欧州議員は、「そろそろ真実を直視し、交渉を打ち切り、特権的パートナーシップを構築する時期が来たようだ」と要求した。

原題:CSU-Europaabgeordneter: Verhandlung mit Tuerkei abbrechen




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