2015年11月12日(木)20:40 Main-Spitze紙

ヘッセン州首相:「EU加盟の可能性はアルバニアに将来の展望をもたらす」

ヴィースバーデン(dpa/Ihe)

ヘッセン州のフォルカー・ブーフィエ首相(キリスト教民主同盟)は、EU加盟の展望があればアルバニア人は母国に留まることを考えるだろうと述べた。「私は、バルカン諸国がEUに入ることが重要だと考える」「私たちは彼らに展望を与えねばならない」とブーフィエ州首相は木曜日ヴィースバーデンで、アルバニアのエディ・ラマ首相との会談を終えて語った。

西バルカンのアルバニアは人口290万人で、依然ヨーロッパの最貧国の一つであるが、2014年にはEU加盟に向けた改革努力が認められて「加盟候補国クラブ」への仲間入りを果たした。しかし公式のEU加盟交渉を始めるには、まず司法改革などを終える必要がある。

「今日私たちは、バルカン半島がEUを必要とするのと同じくEUもバルカン半島を必要としているということを双方で確認した」とラマ首相は述べた。ラマ首相はアルバニア人がドイツの労働市場で看護師や職人として就労する可能性に言及した。

約68,000人のアルバニア人が今年1月から難民認定申請者として登録されている。これはシリア人に次いで二番目に多く、西バルカン諸国ではトップである。アルバニアは難民認定において安全な国として位置づけられている。

原題:Bouffier: Chance auf EU-Beitritt gibt Albanern Zukunftsperspektive




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