2001年10月11日(木) 15:03

テューリンゲン州とチェコが経済関係を強化

ミロシュ・ゼマン首相の二日間のドイツ公式訪問

エアフルト(AP)

テューリンゲン州とチェコは互いの経済協力関係をさらに強化する意向である。チェコのミロシュ・ゼマン首相の木曜日のエアフルト訪問において、テューリンゲンのベルンハルト・フォーゲル州首相は、経済相と商工会議所レベルで具体的な取り決めが行われた、と述べた。

テューリンゲンはたとえば対オーストリア以上に隣国チェコに輸出しているとフォーゲル州首相は述べ、「欧州共通の家という目標は私たちにとって重要であるがゆえに」、チェコの近々の欧州連合加盟を強く支持する、と強調した。

ゼマン首相は、EUの東方拡大は移動の自由と並行して行われねばならない。その際、認められるのは「人の移動の自由であり、テロリストの移動の自由でない」との点で私たちは意見の一致を見た。チェコとテューリンゲンは全体主義政権の過去という基盤において多くの共通点を持っている、と語り、 返礼にフォーゲル州首相をプラハに招いた。

午後ゼマン首相は飛行機でハンブルクに向けて発ち、ハンブルクの経済界の代表と会談することになっている。チェコ首相の二日間の公式訪問のハイライトは、チェコ共和国の大使館の伝えるところによれば、金曜日ベルリンにおけるドイツのヨハネス・ラウ大統領、ゲルハルト・シュレーダー首相およびヴォルフガンク・ティールゼ連邦議会議長との会談である。

ゼマン首相は、金曜日ベルリンにおいて「欧州統合懐疑派の二つの側面‐西と東」というテーマで講演を行い、「EUは本当に拡大を欲しているのか?」というパネルディスカッションに参加する予定である。

原題:Thueringen und Tschechien verstaerken Wirtschaftsbeziehungen
Zweitaegiger Staatsbesuch von Milos Zeman in Deutschland