2001年10月21日(日) 08:31
ワルシャワ(ロイター)
ポーランドの新首相レシェク・ミレルは、来週水曜日、最初の訪問国としてドイツを訪れる意向である。同首相は土曜日、ワルシャワで報道陣に対し、ドイツはポーランドにとって最も重要な経済的、政治的パートナーであると述べた。首相はまた、ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相(社会民主党)を、間近に迫ったポーランドの欧州連合加盟の重要な支持者と見なしている。ミレル首相はさらに、私はドイツで実り多い会談が行われるものと期待していると語った。「これは両国にとってきわめて重要である。」火曜日には、現在EU議長を務めるベルギーのギー・フェルホフスタット首相がワルシャワを訪問する予定である。
ミラー首相は土曜日、最初の閣議の後、危うい財政状況に鑑みて85億ズウォティ(約44億マルク)の支出を凍結することを発表した。首相は、第二次追加予算が決定されることになると述べた。「経済状況は、これまで前任者が7月の予算案修正の際に考えていた以上に深刻である。」マレク・ベウカ財務相は、現在政府は今年度1,5パーセントの経済成長しか予測していないと語った。これまでの最新の予測ではなお2,3パーセントの成長が見込まれていた。
ミラー首相は金曜日、新首相就任の宣誓式を終えた。首相は自ら所属する民主左派連合(SLD)と農民党の連立政権を率いる。
フェルホフシュタット首相はEU首脳会議を終えた金曜日の晩、EUは2004年にEU加盟を果たすことのできる候補諸国をこの12月にも発表できると明言した。シュレーダー首相は、ポーランドなどが加盟第一陣に含まれるという楽観論の根拠はあると述べた。
原題:Neuer polnischer Ministerpraesident zuerst nach Deutschland