2004年10月7日(木)18:27
ボン(AP)
欧州委員会の次期拡大担当委員オリ・レーンは、今後EU加盟候補国を一層厳密に審査することを表明した。レーン次期委員は木曜日ドイチェ・ヴェレ Deutsche Welle 放送に、今後の加盟交渉では将来の約束ではなく加盟候補国の現状に一層注意を向ける必要がある、と語った。しかし加盟基準は変えてはならない。トルコの加盟計画についても従来の加盟候補国と同じ手法で検査されることになる、と次期委員は述べた。
ブルガリアとルーマニアの2007年加盟についてレーン次期委員は、EUは両国がどの程度約束を守れるか慎重に審査するつもりだ。たとえば汚職や犯罪の撲滅などである、と語った。フィンランド出身のレーンは11月1日にドイツ出身のギュンター・フェアホイゲン現拡大委員の後任として拡大担当委員に就任する。
原題:Designierter Erweiterungskommissar will EU-Kandidaten besser pruefen