2004年10月13日(水)20:00
ブリュッセル(AP)
まもなく任期を終える欧州委員会のロマーノ・プローディ委員長は、5月の欧州連合拡大を5年間の任期中の最も重要な成果の一つと評価した。水曜日欧州議会で最後の演説を行ったプローディ委員長は、欧州統合は欧州大陸全体の政治的、経済的、文化的安定に向けた最も重要な貢献であると語った。委員長の任期は10月31日までである。
私の仕事はコソボ紛争、2001年9月11日のテロ、欧州憲法の草案作り、およびイラク戦争に規定された。この難問を私はすべて受けとめた。EUは「世界の表舞台で主役」を演じるようにならねばならない、とかつてイタリアの首相を務めたプローディ委員長は語った。委員長はまた加盟国に対し、今後数年間にさらなる統合が進められるようEU予算の拠出金増額を求めた。
原題:EU-Erweiterung fuer Prodi wichtigster Erfolg seiner Amtszeit