2004年10月14日(木)00:15
ハンブルク(AP)
イギリスのトニー・ブレア首相はトルコのEU加盟問題への対応で、ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相と同じ姿勢であることを強調した。私はシュレーダー首相と、トルコの加盟がドイツの利益に適うという見解で一致している。「経済的、文化的にトルコと密接な関係」のあるドイツは、「トルコの加盟で他のEU加盟国とまったく同様に利益を得ることができる」、とブレア首相は『ビルト』紙(木曜版)に語った。
ブレア首相は、イギリスは12月のEU首脳会議でトルコとの加盟交渉開始を支持すると発表した。私は「トルコが加盟交渉開始の基準を達成すべく、大がかりな改革プランの実行を推進するものと確信している」。しかしトルコは必要な加盟基準を満たすには最低でも10年はかかるだろう、と首相は語った。
安定した民主的なトルコはEUの安定と安全にとって重要である。「イスラムと民主主義、繁栄は矛盾するものではない」、とブレア首相は主張した。
原題:Blair unterstuetzt Schroeder bei EU-Beitritt der Tuerkei