2005年10月19日(水)09:38

次期ドイツ外相はトルコのEU加盟を支援する意向

イスタンブール(AFP)

ドイツの次期外相フランク・ヴァルター・シュタインマイヤー(社会民主党)はトルコのEU加盟努力に対するドイツ新政権の支援を保証した模様である。「今後も私たちの支援は続く」とトルコの『ヒュリエット』紙は水曜日、次期外相の発言を報じた。シュタインマイヤー次期外相は、私はトルコEU加盟問題についての社会民主党(SPD)とキリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)の意見の相違が連立交渉に大きな影響を及ぼすとは思わない、と述べたという。

社会民主党がトルコのEU加盟を支援する一方、キリスト教民主同盟とキリスト教社会同盟は「特権的パートナーシップ」に留め、正式加盟させることなくトルコをEUに密に結びつけるよう主張している。これについてシュタインマイヤー次期外相は、EUは10月3日にトルコと正式加盟について交渉することを決定している。「すでに決定は行われたのだ」、と語った。

退任を控えたゲルハルト・シュレーダー首相も先週トルコを訪問し、同様の発言を行っている。シュタインマイヤーは11月にヨシュカ・フィッシャー外相(緑の党)の後任として外相に就任する見込みである。

原題: Steinmeier will tuerkische EU-Bewerbung unterstuetzen




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