2006年10月2日(月)15:33
AFP
アルメニア人虐殺を「民族虐殺」として認めるようトルコに求めたフランスのジャック・シラク大統領の要求に対し、欧州評議会からは反対の声が上がった。欧州評議会の議員会議のルネ・ファン・デア・リンデン議長は月曜日、シラク大統領が民族虐殺の承認をトルコのEU加盟の条件としたことなどを批判した。加盟基準は加盟交渉開始前に決まっている。「ゲームの最中に規則を変えてはならない」、とオランダ自由民主国民党所属のファン・デア・リンデン議長は秋の議員会議の開幕演説で強調した。
原題:Kritik im Europarat an Chiracs Forderung an Tuerkei