2006年10月17日(火)13:38
ルクセンブルク(AP)
EUは2007年1月1日のルーマニアとブルガリアの加盟を歓迎すると表明した。加盟25ヶ国の外相は火曜日、9月26日に発表された欧州委員会の加盟進展報告書を公式に確認した。この報告書ではルーマニア、ブルガリア両国に対して加盟準備が整ったことを認めている。EU外相理事会は、両国が「加盟国の権利と義務を2007年1月1日から受け入れる状況にある」との欧州委員会の結論を歓迎するとの声明を発表した。
欧州委員会の報告書は法的にはもはや外相理事会の承認を必要としない。ブルガリアとルーマニアはすでに2005年4月1日に、2007年1月1日のEU加盟条約に調印している。欧州委員会がその条約に定められた保護条項を適用し、加盟の2008年延期を勧告する場合に限り、外相理事会の採決が必要とされていた。
しかし加盟条約はEU加盟全25ヶ国の批准が必要である。最後の加盟国としてドイツとデンマークが11月に批准を終えるものと予測されている。
原題:EU begruesst Beitritt Rumaeniens und Bulgariens im Januar 2007