2006年10月30日(月)18:56
ワルシャワ(AP)
ポーランド政府と欧州委員会の不協和音にもかかわらず、ポーランド国民の大半はEU加盟を支持していることが世論調査から明らかになった。月曜日に発表された、PAP通信の委託によるTNS OBOBの世論調査によれば、72パーセントの国民は欧州連合加盟を肯定的に評価しており、反対は調査した1005人のうちわずか6パーセントに留まった。また19パーセントはEU加盟による利益も不利益も認められないと答えた。
ポーランドは2004年5月1日にEUに加盟した。しかしヤロスワフ・カチンスキ首相率いる民族保守派の「法と正義」(PiS)が政権に就いて以来、EUの見るところではしばしばEUの合意よりも自国の利益を優先させるために、EUとの間に緊張が起きている。
原題:Polen stehen mit grosser Mehrheit hinter der EU