2007年10月19日(金)15:41
リスボン(AFP)
改革条約の採択を受けて、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟)は、EUが新たな加盟国受け入れの準備が整ったとの見解を表明した。条約が予定通り2009年初めに発効すれば、まずクロアチアがその恩恵を受ける、と首相は金曜日首脳会議を終えたリスボンで語った。メルケル首相によれば、他のバルカン諸国の加盟希望については、2008年上半期にスロヴェニア議長国のもとで取り扱われることになるという。バルカン諸国ではモンテネグロとセルビアが長期的なEU加盟を視野に入れている。モンテネグロは月曜日にEUとの間で安定連合協定を調印したばかりである。同協定は加盟に向けた最初のハードルと見なされている。
原題:Merkel sieht EU fuer neue Erweiterung geruestet