2008年10月15日（水）21:39
AFP
イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相はロシアの欧州連合加盟に支持を表明した。「私はロシアを西側の国と見なしており、ロシア連邦に対する私の計画は、ここ数年中にロシアを欧州連合に加盟させることである」。それゆえEUはまずロシア政府との間で、コーカサス紛争で中断したパートナーシップ協定の協議を再開する必要がある、とベルルスコーニ首相はブリュッセルで新聞記者を前に語った。「私はそれをさらに一歩進めたいと考えている。数年前から私はこの考えをあたためている」とベルルスコーニ首相はEU首脳会議に到着した際に語った。
ベルルスコーニ首相は数年来ロシアのウラディミール・プーチン首相と友好的な関係を維持しており、プーチン前大統領一家を地中海のサルジニア島の私邸に招いている。一方、ロシアとEUの関係は、ロシアが8月にグルジアの南オセチア地区に軍事侵攻して以来、急激に冷え込んでいる。
原題：Berlusconi spricht sich fuer EU-Beitritt Russlands aus