2014年10月9日(木)15:39

ポーランドのコパチ新首相はウクライナのEU加盟を支持

メルケル独首相とのベルリンでの会談

AFP

ポーランドのエーヴァ・コパチ首相はウクライナの欧州連合加盟展望を支持した。危機の中ウクライナは金融、経済、行政、教育分野の改革でEUならびにEU加盟国の支援を必要としている、とコパチ首相はベルリンでドイツのアンゲラ・メルケル首相との会談を終えて語った。

こうした支援の目標は「ウクライナが欧州連合の正式加盟国になること」である。EUはまずは10月下旬の議会選挙の監視に全力を尽くさねばならない。「きわめて多くのことが私たちの双肩にかかっている」とコパチ首相は語った。

メルケル首相はウクライナ東部の危うい停戦を踏まえて、「ミンスクの合意がまだ実行に移されていないのは明らか」であると語った。1ヶ月以上前の停戦合意からの死者の数は、「いかに状況が依然と同様脆いか」を物語っている、と首相は述べた。メルケル首相も「公正で透明な選挙の実現のために」必要な貢献を果たすと約束した。

メルケル首相は紛争地域への無人偵察機の投入問題について、これは「監視改善の要素となりうる」もので、ドイツ政府はこれについて欧州安全保障協力機構(OSCE)と協議を行っていると述べた。「もちろんすべての前提はこの停戦が実際に守られるかどうかである」と首相は語った。ロシアからの天然ガス供給の問題については、私は解決が見いだせるものと「控えめに楽観視」していると述べた。

原題:Polens neue Regierungschefin fuer EU-Beitritt der Ukraine
Bundeskanzlerin Merkel empfaengt Kopacz in Berlin




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