2001年9月3日(月) 18:13

プーチン大統領はNATOの東方拡大に対する拒絶姿勢を変えず

エストニア、ラトビアおよびリトアニアの加盟を「誤り」と評す

ヘルシンキ(AP)

ロシアのウラディミール・プーチン大統領はNATOの東方拡大をあらためて批判し、ラトビア、エストニアおよびリトアニアの加盟を「誤り」と評した。プーチン大統領は月曜日2日間のフィンランド訪問を終えるにあたり、ロシアはバルト諸国の独立を承認しており、NATO加盟は彼らの問題である。「しかし私たちにはNATO拡大の客観的理由が見当たらない」と語った。

プーチン大統領とフィンランドのハロネン大統領は医療分野の協力協定にも証明した。またフィンランド政府とロシア政府は今後経済分野でも協力を進める意向である。プーチン大統領は月曜日中にモスクワに戻る予定である。

原題:Putin bleibt bei ablehnender Haltung zu NATO-Ost-Erweiterung