2002年9月16日(月)16:46
(AFP)
フランスは、EU拡大に向けた財政支援としてEU農業政策を抜本的に改革することを依然断固として拒絶している。フランス政府にとって拡大候補国のEU統合はきわめて重要であるが、1999年のベルリン首脳会議の合意は守られねばならない、とジャンピエール・ラファラン首相は月曜日ブリュッセルで語った。ベルリン首脳会議で合意された「アジェンダ2000」では2006年までのEUの財政と農業補助金について決定がなされている。これに対し欧州委員会は、将来の加盟国の農家への新規支出を賄うために、今から前もって節約を計るよう求めている。これが実現すればフランスをはじめとする加盟国へのEU農業補助金は減額されることになる。
原題:Paris bleibt Ablehnung vorgezogener EU-Agrarreformen hart