2002年9月16日(月) 13:53

フェアホイゲン拡大委員は10月9日に加盟準備の整った候補国を発表する意向

ブリュッセル(合同経済サービス)

欧州委員会は10月9日に加盟候補国に関する進展報告書を発表し、今年末に加盟交渉を完了できると判断される国名を挙げる意向である。これは拡大担当のギュンター・フェアホイゲン欧州委員の広報官が月曜日に発表したもの。本来この報告書は10月16日に発表される予定であった。しかし期日を前倒しすれば10月24日、25日のブリュッセルでのEU首脳会議に向け準備時間がいくらか稼げる、と広報官は述べた。その後EU各国首脳はこの勧告に基づき、2004年以降加盟する候補国を最終的に決定する意向である。おそらく驚くような内容にはならないであろう。すでに昨年の12月ラーケン首脳会議で加盟候補10カ国が発表されている。すなわち、エストニア、ラトヴィア、リトアニア、ポーランド、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、ハンガリー、キプロスおよびマルタである。フェアホイゲン拡大委員は先週欧州議会の外交委員会で、この第一の拡大ラウンドを実現させようというEU各国政府の政治的意思はきわめて強いので、拡大プロセスが阻止されることはもはやありえない、と強調したばかりである。同様にEUが加盟交渉を行っているブルガリアとルーマニアも、自ら2007年を加盟目標期日として設定している。

原題:Verheugen will am 9. Oktober beitrittsreife Kandidaten benennen




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