2004年9月19日(日)08:10
ハンブルク(AFP)
トルコとのEU加盟交渉の開始をめぐる議論で、欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン拡大担当委員はトルコ政府に対する圧力を一層強めた。『ビルト日曜版』Bild am Sonntag紙に対してフェアホイゲン委員は、トルコの刑法改正が加盟交渉開始の「不可欠の前提」となると評した。このような改革を踏まえてはじめて、「トルコが人権を尊重する法治国家である」と承認することができるのである。欧州委員会は「この中心的要素が達成されない限り加盟交渉は始まらない」ことを明確にするつもりである、と委員は語った。
原題:Verheugen nennt Strafrechtsreform in der Tuerkei "unverzichtbar"