2009年9月5日(土)14:18
AFP
トルコは遅々として進まない欧州連合との加盟交渉を批判した。スウェーデンの首都ストックホルムでの非公式EU外相会合を控え、トルコのアフメト・ダヴトグル主任交渉官Ahmet Davutogluはドイツやフランスなどの国々の加盟阻止の姿勢を非難した。一方、トルコの加盟を支持するEU議長国スウェーデンの姿勢については、模範的として称賛した。
「私たちがいくつかのEU加盟国から耳にする否定的な声は、我が国の国民の疑念を高め、私たちの改革努力に水を差すことになる」とダヴトグル主任交渉官はダーゲンス・ニュヘテル紙Dagens Nyheter への寄稿で警告した。フランスはトルコのEU加盟を拒否している。またドイツのアンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟CDU)はトルコ政府との「特権的パートナーシップ」関係にとどめたい考えである。
原題:Tuerkei kritisiert schleppende EU-Beitrittsgespraeche