2004年4月23日(金)23:09

フィッシャー外相はドイツのEU憲法国民投票に反対

フランクフルト・アム・マイン(AP)

ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相はEU憲法を問う国民投票に反対の姿勢を強調した。一方、金曜日の晩フランクフルトで開かれた選挙集会の席で、緑の党所属の外相は党友に対して、6月の政府間協議と欧州議会選挙後に、憲法批准について「真剣な議論」を行うよう併せて呼びかけた。

フィッシャー外相は、私が国民投票を支持するにはひとつ条件がある。すなわち拒否の場合の代案を示すことだ、と述べた。「結果に責任をとらない拒否である限り、およそ憲法を問う投票にはならない」。代案として考えられるのは、憲法拒否の場合にはEUを脱退することだけだ。「拒否の場合の結果は明確に示しておく必要がある」とフィッシャー外相は主張した。

原題:Aussenminister gegen EU-Referendum in Deutschland




トップへ戻る