2004年4月26日(月)21:40

緑の党の欧州議員候補は全EUレベルの欧州憲法批准投票を主張

ハンブルク(ddp)

緑の党の欧州議会選挙の最上位候補者ダーニエル・コーンベンディートは、個々の国によるEU憲法の阻止を避けるためにEU全体で批准投票を行うよう求めた。「私の提案は、EU全体の批准投票を行い、EU市民の過半数、かつ加盟国の三分の二の賛成をもってEU憲法を発効させるという考えである」とコーンベンディート候補は『フィナンシャル・タイムズ・ドイチュラント』紙(火曜版)に語った。「これは、憲法の阻止を招く恐れのある全会一致原則を回避する唯一の方法である。」

今のところは原則として、欧州憲法は加盟全25ヶ国の批准を経てはじめて発効すると定められている。コーンベンディート候補は、基本法の発効が内政問題も絡む個々の国の拒否権発動の脅しに左右されるようなことがあってはならない。「私たちは、マルタ、キプロス、あるいはルクセンブルクがEU全体を阻止しうる状況に置かれているのだ」、と語った。

原題:Cohn-Bendit fordert gesamteuropaeischen Volksentscheid ueber EU-Verfassung




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