2005年4月24日(日)17:59

世論調査によればオランダでもEU憲法否決の恐れ

アムステルダム(AP)

世論調査によれば、オランダでもEU憲法が否決される恐れがあるという。世論調査機関モーリス・デ・ホンドMaurice de Hond の調査では、6月1日の国民投票に行くと答えた人の52パーセントがEU憲法に反対票を投じると回答した。賛成すると答えた人は48パーセントに留まった。統計誤差は3パーセント未満と発表されている。

オランダの3日前にはフランスで国民投票が行われる。目下フランスではすべての世論調査でEU憲法反対が賛成を大きく上回っている。オランダのベン・ボト外相は日曜日、オランダのテレビに出演してEU憲法への支持を訴えた。オランダ政府は先週広報活動を開始した。世論調査では、オランダ国民の32パーセントしか国民投票に行かないとの結果が出ている。政府は、たとえ投票率が低くても国民投票の結果は政府の決定に拘束力を持つと発表している。

原題:Auch in Niederlanden koennte EU-Verfassung laut Umfrage scheitern




ホームへ戻る