2008年4月21日(月)15:27
ベルリン(ddp)
左派党Die Linkeのロータル・ビスキー党首によれば、同党は木曜日の連邦議会でEU改革リスボン条約を拒否する予定であるという。このリスボン条約は結局のところ社会的で平和な欧州に逆行するものだ、とビスキー党首は月曜日ベルリンでその理由を述べた。一方でビスキー党首は、この条約により欧州連合の民主性と表決の透明性が高まることを認めた。しかし全体では欠点が利点を上回っており、労働組合や平和運動も同じ見解である、と党首は語った。
「このような批判を行っているのは私たちだけではない」。それゆえ国民自身がリスボン条約批准を採決すべきであり、議会の手続きのみでこのEU基盤条約に承認を与えてはならない、とビスキー党首は主張し、国民投票に向けて左派党はこれまで10,000人以上の署名を集めたと語った。
批准法案は木曜日の連邦議会で最初に討議される予定である。ドイツ側からリスボン条約発効の前提を整える大連立政権の法案について、議員は記名投票により採決を行う。しかし、廃案となったEU憲法の本質的部分を含むリスボン条約は、欧州連合の加盟全27ヶ国の批准がなければ発効に至らない。
原題:Linke wird im Bundestag gegen neuen EU-Vertrag stimmen