2003年12月16日(火)13:30

チェコ大統領はEU首脳会議の決裂を「大勝利」と論評

AFP

チェコのヴァーツラフ・クラウス大統領は欧州憲法を協議したEU首脳会議の決裂を「大きな勝利」と論評した。拡大EUのための共通の憲法が合意に至らなかったことは、「ヨーロッパの政治エリート層とブリュッセル(=EU。訳者註)の官僚機構および特定の知識人から成る奇妙な連合体がこれまでほしいままにしてきた特権的役割を弱める」可能性がある、と同大統領はチェコの日刊紙『ドネス』Dnes(火曜版)への寄稿で述べた。この連合は最近、「市民の本当の利益を顧慮することなく、欧州統合の列車のスピードを速めていたのだ」と大統領は論じた。

原題:Klaus bezeichnet Scheitern von EU-Gipfel als "grossen Sieg"




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